計画地:神奈川県厚木市
用途:住宅
計画着手:2024.11
竣工予定:2026.12
共同設計:小林佑輔
街の中心部と農地の間に位置する郊外住宅地に計画中の住宅。敷地は南北に長く、庭をつくることができるくらいのゆとりがある。周囲には敷地が広い古くからある住宅や賃貸住宅、相続の後に敷地が細分化されてできた住宅等が混在し、どの家も2階建ての住宅を敷地の北側に寄せ南側で採光をとるよく目にする建ち方をしている。
敷地の広さを生かして豊かな外部環境をつくり、住まう者がそれを共有して暮らせるようにしている。家族構成や年齢によって部屋の使い方は変わるはずであり、どの部屋からも庭と空が見え、その先に家族の姿が目に入るような、外部環境を介した緩やかなつながりがつくれないかと考えている。外部環境が豊かになるということは、結果的に周囲の住宅にも同様の環境をもたらしており、住宅というプライベートな建築であっても利他的になれるのではないか。外部環境を隣家と共有するような建ち方をする住宅が増えていくと、郊外住宅地だからこそできる豊かな環境がつくれるはずである。